株式会社Greenphard Energy(東京都港区、代表取締役CEO:西山健人)は2026年1月15日、シリーズAラウンドの1st closeとして、第三者割当増資と銀行融資で総額約2.3億円を調達したと明らかにしました。引受先はフジタ、三菱UFJ信託銀行、野村ホールディングス、十六銀行グループVCのNOBUNAGAキャピタルビレッジで、累計調達額は2026年1月までに約3.9億円になります。
同社は冷凍・冷蔵・空調設備をIoTで統合制御し、VPP(仮想発電所)スキームと組み合わせてデマンドレスポンス(DR)などの電力リソースを創出する事業を進めています。DRは電力需給が逼迫した際に需要側の使用量を調整して系統を安定させる仕組みで、同社は設備のデジタル化と最大20%以上の省エネも掲げます。投資家側は、建物・産業設備の省エネに加え、DR供出による系統安定化や脱炭素への寄与を評価したとしています。
調達資金は技術開発と事業開発体制の拡充、プロダクト/サービスレベルの向上、事業展開の加速に充てる方針です。今後は協業先の拡大と導入案件の積み上げが進む一方、DR運用の実効性を裏付ける削減量などの定量実績が、事業拡大の鍵になりそうです。
